働くママの時間術 馬場じむこブログ

事務職&著者である働くママの書評と家事効率化と好きなことのブログです (旧ブログ名 なんでも経理かあさんの読書と育児)

カテゴリ: 演劇・舞台

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初めての「宙組」でした。今回はトップスター朝夏まなとさんのさよなら公演でありますが、この作品でヒロインの美女、伶美うららさんのさよなら公演でもあります。
私的には、退団後彼女は、檀れいさん枠できっと映像とかで活躍してくれると思っております。とにかくオペラグラスでは、常に伶美うららさんを追いかけておりました。だって綺麗なんだもん

内容は、ロシア革命直前のお話。
最近、フランス革命前後作品を観るのが続いていたものでね、少々飽きちゃって(そういう問題ではない)革命で新鮮ですよ、ロシアは。

ちなみに私がロシア革命についての知識を得たのは有名なこちらの作品


全編通じて好きなのが、ロシア編のユスーポフ。実直まじめで不器用なところが好きだったため、真風氏演じるユスポフがあまりにもキャラが違いすぎて戸惑っていたのですが、オルフェウスの窓のユスーポフは、ユスポフをモデルにした架空の人物らしいですね。どちらかというと、朝夏さん演じるドミトリーのほうが、オルフェウスの窓のユスーポフに似ていたかも。

それにしても、どうしてこれが1本立てじゃないんだ!(東宝で1本立てにならないかな。もちろん伶美うららさんが再びイリナで)というぐらい、内容が濃く、ラストの方、息して観ていたか自信がないぐらい自分のすべてを集中させて観ました。
この作品をこれから観る人は是非とも体調を万全にして気合いを入れて観て欲しい。

それぞれの信念で動く登場人物たち、そして非情ともいえる歴史の流れ。死に向かうと思った者が生き、その逆もしかりで本当運命というものはわからないです。

wikiでイリナ(のモデル)と皇女オリガのその後を調べると「ああ・・・」とため息でます。
そうね、どこかでこれデジャブがと感じたのは、おんな城主直虎の序盤の主要キャストをwikiで読んだときと同じような感じでしょうか。

思いは通じ合っているのに、信念を重視するドミトリーやイリナに、高貴なものの義務を感じ、永遠の別れを思わせるラストシーンは、なまじっかベタベタしないのも良い!
それから、結局は母の寂しさや哀しみと歴史の流れから抜け出せなかったオリガに悲しいものを感じましたねー。

「神々の土地」の内容のあまりの濃さに、ショー「クラシカルビジュー」をほぼ呆然状態で観ていました・・。星風まどかちゃんの珊瑚の女王ぐらいしかあまり記憶が・・・。

いや本当、すごい作品だった!

先日は1年ちょっとぶり、今年初めての東京宝塚劇場。そして10年以上ぶりの月組でした。
初めて観たのが月組だったのに、なんやかんやで花や星が中心に。
今回観たのは「All for One」三銃士を元にしたお話。
浪漫活劇というように、わかりやすく時々笑いながら楽しめるお話でした。
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それにしても、よくこの明るくて誠実で包容力ありそうなダルタニアン役が珠城りょうさんにぴったり。私が女子高生であったら、この作品で完全に「きゃー珠様」となっていたに違いないぐらいの、かっこよさ。

プログラムにあった、演出家の小池先生の「珠城りょうに単純明快なヒーローを演じさせたかったからである」という言葉に「よくやった!ブラボー」と心からの拍手を送りたい。
こういう珠城さんが観たかったんだ!そして、とにかく陽で誠実な珠城さんに、剣幸さん時代の月組味を感じたり。

そしてこの作品の見所は何と言っても専科から出演の沙央くらまさん。トリックスターと言われる、モンパンシェ公爵夫人。
コメディのこういう役ってクドく、しつこいとなりがちなのですが、登場するたびに笑いが出てかわいらしさ満載。いい役者さん。次作での退団が惜しいですね。

宝塚歌劇が初めて&とにかく明るい気持ちで作品観たい人にはお勧めでした。

中学のときに宝塚歌劇を観るようになってから演劇鑑賞が趣味です。
子どもができたら娘と一緒に観劇というようなことを夢見ていたこともありました。

子どもは男子2人なもので、そういうことはないとちょっとだけ寂しい思いをしていたのですが
まさか中学生長男と、声優さんメインキャストの「舞台けものフレンズ」を観にいくことになるとは。
現実は予想の斜め上
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パンフレットは販売していなかったので、このチラシの写真で。

アニメのけものフレンズ。話題になっていたので録画して息子たちと観たら、ぬるーいほのぼのストーリーですっかりはまってしまいました。
そして、主要な擬人化動物たち(フレンズ)の声優さんでミュージカルをやるという。今話題の2.5次元ミュージカルですね。

チケットが無理なくとれたら観ようとしていたら、長男「俺も観たい」
実は長男、映画や観劇が大嫌い。映画は10分観ていられない性格。演劇は学校で観たがつまんなかったと。
そんなわけで「劇だよ、10分で席立つとかできないよ。本当に大丈夫?」を何度も繰り返して2人分のチケットを取ることに。
そして、抽選ということだったチケットがめでたく当選。2人で観にいくこととなりました。

内容はアニメでおなじみの歌あり、そこはかとなくちりばめられる笑いありのほのぼのミュージカル
おなじみのフレンズとオリジナルのフレンズで楽しい時間でした。

で、長男はというと「めちゃくちゃ面白い!舞台がこんなに面白いとは」
やはり、生の舞台というものは自分が観たいものを観るのが一番で、舞台の面白さを知ってもらえてよかったなーと感じたのでした。

今年必ず観たいミュージカルのうち、2本のうち1本がこれでした。(もう1本が11月のレディ・ベス)
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グレート・ギャツビー
私の中では、ギャツビーは杜けあきさんでヒロインのデイジーは鮎ゆうきさん。
デイジーは絶世の美女だけど、かわいいおばかさん。そして悲劇であるという。
これくらいの前情報しかいれず観てきました。

ひとことでいうと、デイジーはおばかさんというよりも、何ともいえないしたたかさ。
それでいて崇高すぎるという部分もあるというか、トム(夫)の下世話なところも好きになれたら、もっと夫婦仲良くいけたのだろうな~と感じる所存であります。

でもそんなしたたかな部分もずるい部分も夢咲ねねちゃんだから許せる。だってかわいいのだもの。
この作品は、デイジーが「まあ、これだけ綺麗だったらしょうがないよね」という説得力ある美女であって成立する作品です。次はもうすぐ宝塚を退団の伶美うららさんでやっていただきたい。

そして、ギャツビー。
デイジーを愛するあまり、結婚したデイジーの川挟んで向かい側に豪邸を建て(デイジーが北千住に住んでいたら荒川挟んで西新井に家建てるみたいな)後ろ暗い仕事にも手を染め財をなし、パーティー開いてデイジーとの再会を待つという。
これ、杜けあきさんや瀬奈じゅんさん、そして今回の井上芳雄さんというイケメンが演じているから、深い愛の話になっていますが、一歩間違えば猟奇的こだわり。井上さんのルックスといい声が美しい恋に昇華されてましたが。

こつこつやってきたギャツビーなので、デイジーのことをうまく「かつての恋」にできていたらそれなりに幸せになれたんだろうな(そうなると話自体成り立たなくなるけど)

デイジーの人間的弱さが鍵となる後半。お芝居では最後の場面がありましたが、原作だともっと「そんな殺生なデイジーさん」という感じだそうで。
ギャツビーよりも、デイジーの心をもっと知りたくて原作本も買ってしまいました。


グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド
中央公論新社
2006-11-01


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去年初めて観た「ミス・サイゴン」
一番印象的なのは、一歩間違えばありがちな敵役になってしまいそうな登場人物「エレン」
このエレンがとても素敵で、結果的に登場人物の中で何もかも得る人物なのです。ある意味、何もかも失っていく主人公キムと対照的かも。

そんなエレンの魅力について、シミルボンのコラムで書きました。
ミス・サイゴン「エレン」を目指せば幸せになれる

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