先日観にいった、スカーレットピンパーネル。この観劇からチケットの都合上、3週間毎週ミュージカルを観るというスケジュールでした。
「ミュージカル観るので忙しい」
こんなことができるなんて、高校のときの自分が知っていたら目をまるくしていただろうなあ。
スカーレットピンパーネルは、宝塚で上演されて気になっていた作品。
1789に続いて、今年2回目のフランス革命もの。
この作品のロベスピエールは、悪いやつと前情報で聞いていたので、1789のさわやかロベスピエールがキャラ変わって残虐になっちゃってというのを想像していました。
違う。
このロベスピエールは、1789のロベスピエールのその後と言ってもおかしくない。2幕のソロの歌、聴いて感じました。
なんていうか、長年の苦しみ、フランス市民の怒りのこぶしを振り上げて、進みすぎて自分でもとまらないそんな苦悩。
憎しみは憎しみしか呼ばないというのを改めて感じる作品でした。
ショーヴランも、ロベスピエールも悪役なのに抱きしめたくなるような、苦しんできた小さい彼らがどこかで泣いているような、そんないとおしい悪役でした。
パーシーも、最初にあんなことがあったら、妻を疑ってしょうがないけど、まあ言いたいのは『友人じゃなくて最初に妻と腹割って話せよ』
まあ、これやったら物語成立しなくなるけど。
笑い多めの楽しいミュージカルでした。
まあ、なによりも一番印象に残っているのは、ヒロインの安蘭けいさん演じる、マルグリットが強すぎる。
マルグリットがばったばったと敵を剣でなぎ倒す。一番かっこいい。
いい立ち回りを見せていただきました。
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