2016-07-23-11-40-23

先日行った、ひさしぶりの帝劇エリザベート!一路さんシシィ以来です。

いろんな抽選に応募したものの外れに外れたけど、去年も行けなくて禁断症状が出ていたのであらゆる方面で探しに探して手に入れました、チケット!

何と言っても最大の目当ては城田トート

プロモーション映像で「死にたいのか」と甘い声でささやかれた日には

最初に言われた時点で、さっさと死ぬわ!というぐらいの衝撃☆

シシィは蘭乃はなさん。
去年のシシィや宝塚での発言から賛否ある彼女ですが、私は宝塚時代からその発言がすき。

いいじゃないですか、シシィやりたいから同時退団せずに残ったって率直すぎて。
入学前からトップスター目指していたって。(新聞などでの発言参照)
いわゆる添い遂げる、一歩下がっての宝塚娘役の王道とは違うかもしれないですが、
こういう裏がない、ちょっと間違えば誤解されがちな(ヤンさんもそうだわ)発言爆発の蘭乃さんを見ていきたいと思います。

歌の方は、客席で握り拳で「がんばれ」と思ってしまうような箇所もあったけど、本当、かわいいなあ~。

そして、新演出では、ゾフィーの哀愁がよりわかるようになっていて、
最初はシシィをいじめるゾフィーひどい!と思っていたこの作品ですが(初めて帝劇で見た、一路さんシシィの頃)

ゾフィーはゾフィーで自分を殺してハプスブルク家のために生きて、息子を育てて頑張って来たんだとしみじみ。

フランツヨーゼフも、ルドルフもみんな誰も悪い人がいなくて、ただ、それぞれ相性が悪くて色々と悲劇を生んだのだと。

それにしてもシシィ、ルドルフが亡くなっているとき、待っているフランツにもっと優しくしてあげてー(涙)

トートとルドルフの2人で歌う「闇が広がる」はオペラグラスが離せないほど、
甘く死に誘うトートと翻弄されるはかなげ繊細ルドルフで、いいもの見せていただきましてそれを思い出して数日ご飯食べられるわ!というぐらい、いい場面でありました。
DVD(予約済み)で何度もリピートして堪能しようと思います。

最後に、成河さんのルキーニ。
先日ジャージーボーイズ観劇会で一緒だった中本さんに絶賛オススメされていたのですが
それがとっても納得のエキセントリックで引き込まれるルキーニでした。すごかった!

このエリザベート、私にとっては、話の筋がわかっていても何度も何度も観てみたい作品であります(同じ思いの人がいるからチケット難なんでしょうね)
次回も観たいー。そして、いつか安寿さんがゾフィー役にならんかな・・・とも願っています。きっと迫力あると思うの。

終演後、偶然に同じ回を観ていた中本さんのお誘いで観劇会アフターにもご一緒させていただき、演劇、宝塚に造詣深い皆様とお話しさせていただく機会があり、とても楽しかったです。
次回、小池先生の演出は、やはりやたら動いているのか!を注目して観てみたいと思いました。
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帝劇にはポッポがいました