長男、小学5年生。



最近下腹が出てきました。触るとちょっとつまめそうなぷよ具合です。
自分たちのことを見事に棚に上げ、私と夫奉行で下腹のことを言うと、長男は「自転車で走ってこようかなー」とか「腹筋やろうかな」と話します。

だけど私は彼に「下腹凹ませろ」と思っているのではなく、
純粋にそれくらい肉がついたことが嬉しくてたまらないのであります。

長男は8ヶ月で死にかけました。
熱をだし熱性けいれんを起こして深夜に救急車で運ばれ、薬を入れられ一旦帰宅。
しかし、明け方に再び痙攣をおこして(この同日に2回痙攣というのはめずらしい症状)、その時の痙攣は1回目と明らかに違っていました。
車で病院に再び向かう途中、壊れたキューピー人形のようになって、力なくぐったりし、目を見開いていました。
誰がどう見ても1回目と違った異常な姿で、魂が抜けかけているとはあの状態をいうという感じです。

そして病院の救急の部屋に連れて行かれ「ギャー」という長男の声
後で聞くと、呼吸も止まっていたのが、息を吹き返したらしいとのこと。
それから入院生活をしばらく送りました。

それから長男は、肉が苦手ということで緑の野菜中心で食生活を送り
ずいぶんと細く、ひ弱な保育園時代を過ごしました。

今は隙あらば「焼肉連れていって!」と叫び、何かとつけて「ハンバーガー!焼肉!」で、
ややぷよついた腹で今日も自転車で駆け巡っています。
私は長男が元気なことがたまらなく嬉しいのです。

・・・宿題はちゃんとやってほしいけど。